『ドラマなふたり』感想

ゼンデイヤ、ロバート・パティンソン演じる結婚直前のカップルが、ゼンデイヤのある告白によって破局の危機を迎える。恋人同士の前に障害が現れて愛が試される、というのは恋愛映画としてはめちゃくちゃベタな展開で、もっとテンポをあげれば普通のロマコメになるところ、『シック・オブ・マイセルフ』『ドリーム・シナリオ』のボルグリ監督だから、心が削れるような居心地悪さ全開のサスペンスにしている。ロマンティック・コメディならぬロマンティック・サスペンス? でもちゃんとロマンティックなラブストーリーしてる。

人によってはゼンデイヤの告白も「何が問題なの?」ってなるだろうけど、彼氏のパティンソンのほうも冒頭からちょっと問題というかキモさがちらちら描かれてて、そんな器の小さい男だったからこそドラマが起こる。

そう考えると、映画の主眼は、『ドリーム・シナリオ』みたいにこの彼氏の精神的右往左往、情けなさを描くところにある。

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