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『ワン・バトル・アフター・アナザー』感想

マリファナと酒でディカプリオのよいよいっぷりは笑えるんだけど、権力を握る白人至上主義者たちや現実のICEを思わせる移民への弾圧、挫折した革命、権力の前での個人の無力さはおそろしく悲しくなってしまう。 でもラストのウィラの行動で小さな希望が示...
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『ブラックバッグ』感想

ソダーバーグ監督の前作と同じデヴィッド・コープ脚本。最愛の妻を含む5人の容疑者の中から、諜報部内の裏切り者をあぶりだそうとする、ソダーバーグ版『裏切りのサーカス』? 主人公の名前もジョージだし。あちらよりクールでドライ、タイトに引き締まって...
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『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』感想

評判どおりおもしろい。超人気のガールズグループが実は世界を守るデーモンハンターで、対する魔界は超イケメンデーモンのボーイズグループを送りこんでくる。たんなる勧善懲悪のヒーローものじゃなくて、「本当の自分」というテーマに泣かされるし、ギャグと...
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『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』感想

すごく楽しめた。ウェス・アンダーソン監督の大ファンというわけではないんだけど、これは予告編を観た時からなぜか気にいると思ってた。ハッピーな『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』というか。詐欺師的な大事業にとり憑かれた父親が、尼になろうとする娘の重...
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『ジュラシック・ワールド/復活の大地』感想

『ジュラシック』シリーズというより普通の怪獣サバイバルアクションかなと思ってしまった。『ザ・クリエイター/創造者』以来ギャレス・エドワーズに厳しくなってて、ギャグはすべってると思うし、視点が二手に分かれるせいかリズムが鈍重で単調に感じたし、...
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『テレビの中に入りたい』感想

いやー、痛くて切ない。うつし世はゆめ、よるの夢こそまこと。中学生のころに「現実なんかよりこっちが大事だ」というものがあったという人は意外にけっこういるんじゃないだろうか。現実が辛すぎるから、あるいは単なる幼さのせい? で、そこから気づいたら...
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『コンサルタント2』感想

前作でいちばんおいしかった要素といえばジョン・バーンサル演じるブラクストンの、クリスに対するリアクション。今作ではそれが大増量というか全編そこに焦点があたってるのでバーンサルファンとしては大満足。前作とトーンが大きく異なってるけど同じことや...
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『コンパニオン』感想

所有物であるロボットとの愛なんて存在するかという、まさに裏『ロボット・ドリームズ』。直接参照しているんじゃないかというシーンもある(配達シーンとラストで車が並走するシーン)。 パトリックとイーライの関係はいっけん純愛のようだけど、映画内での...
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時代設定が1965年でなければいけなかった理由?/『ファンタスティック4 ファースト・ステップ』感想と考察

『ファンタスティック4 ファースト・ステップ』はMCUの最新作。本作の時代設定が1965年でなければいけなかった理由を考えてみたい。 街並みや車のデザインは50~60年代でありながら、データはレコードに保存し車が空を飛んでいるという、レトロ...
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現実主義とシニシズムを超えて/『スーパーマン』感想と考察

DCスタジオの共同CEO兼会長となり、DCコミック映画化の再始動を任されたジェームズ・ガンによる監督・脚本作。 弱さもさらけ出すスーパーマン 今回のスーパーマンは、以前のDCEUで描かれたような、クリプトナイトがなければかすり傷もつけられな...
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