2024-01

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映画

科学とフェミニズムと娼館と社会主義/『哀れなるものたち』感想と考察

アラスター・グレイの同名原作小説を、『ロブスター』や『聖なる鹿殺し』のヨルゴス・ランティモスが映画化。 BORN SEXY YESTERDAY(無知でセクシー)? 主人公のベラ(エマ・ストーン)は最初、体は大人だが脳は赤ん坊の状態で、面白半...
読書

理想と現実、希望と絶望、あの世とこの世/松本大洋『東京ヒゴロ』

「サンデーマンガ俱楽部」で『東京ヒゴロ』について語ってるのを聴いて自分も語りたくなってしまった。 『東京ヒゴロ』が描く世界は2つに分かれている。 自分の理想の漫画雑誌を作るために奔走する塩澤と、彼の古巣である出版社で働く編集者や週刊誌に連載...
映画

ドッペルゲンガーとすれ違う愛/『もっと遠くへ行こう。』感想と考察【ネタバレあり】

イアン・リードの同名小説の映画化で、脚本に原作者も参加している。 原作もおもしろかったけど、映像化された本作も楽しめた。 SF的ドッペルゲンガーものであり、すれちがう愛がテーマになってる。 原作を読んだ状態で観たせいかジュニア(もちろん最初...
読書

2023年読んだ本まとめ

2023年読んだ本は、図書館で借りた本が多くて新刊が少なかった。返却期限に追われて買った本は積読になってしまうことが多かった。 小説 小説のベストは『哀れなるものたち』。 といってもあとは『アルファ系衛星の氏族たち』とか『ティーターン』とか...
映画

2023年マイベスト映画と忘れたくない映画

2023年観た映画で1本だけ選べといわれたら(誰にもいわれてないけど)、『バービー』になる。 MeTooムーブメントの盛りあがり、性的暴行スキャンダルまみれのトランプがそれでも大統領に選ばれてしまったというショック、おそらくそういう流れから...
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