フェミニズム

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映画

『マキシーン』感想

80年代ハリウッドを舞台にしたクライムサスペンス。3部作の完結編だけど、3部作ではなくむしろ独立した作品として観たほうが楽しめるかも。"ハリウッドの闇"の餌食になる女性たちはさんざん描かれてきたけど、マキシーンは決して被害者にはならない。悲...
映画

『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』感想

安楽死するから隣の部屋にいてくれないかという残酷な依頼に心つかまれる。われわれは例外なくいつか絶対に死ぬ。死が絶対に避けられないという点では末期患者と変わらない。有効な治療法がなくなってしまった末期がん患者のマーサ(ティルダ・スウィントン)...
映画

『アフター・ザ・ハント』感想

ルカ・グァダニーノ監督の最新作。道徳・倫理がテーマになっているのは間違いないんだけど、登場人物たちが交わす哲学的議論は難解で、とても数十秒では考えが追いつかず、観たあとに哲学書を何冊か読むくらいじゃないと考えがまとまらない。主人公アルマ(ジ...
映画

『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』感想

『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』観てきた。おもしろかった。 オリジナルの『ローズ家の戦争』もコミカルなところはあるんだけど、突然夫が離婚を告げられ理由がまったく理解できないというけっこうシリアスで、語り口も悲劇的な教訓話になっている。 リメイ...
映画

『コンパニオン』感想

所有物であるロボットとの愛なんて存在するかという、まさに裏『ロボット・ドリームズ』。直接参照しているんじゃないかというシーンもある(配達シーンとラストで車が並走するシーン)。 パトリックとイーライの関係はいっけん純愛のようだけど、映画内での...
映画

“ヒステリー”と吸血鬼/『ノスフェラトゥ』感想と考察

ブラム・ストーカーの小説とF・W・ムルナウ監督の『吸血鬼ノスフェラトゥ』を原作として製作されたのがロバート・エガース監督の『ノスフェラトゥ』だが、1979年のヴェルナー・ヘルツォーク監督によるリメイク版へのオマージュも感じられる(冒頭でエレ...
映画

ルッキズムは力を与え、そして奪う/『サブスタンス』感想と考察

オスカー女優であるエリザベスは現在では忘れ去られ、仕事は朝のフィットネス番組のみになっている。年齢を理由にその番組もクビにされたエリザベスは「サブスタンス」という謎の若返り療法によって、若く美しい分身スーと1週間ごとに入れ替わる人生を手に入...
映画

罪と記憶と赦しについて/『ブリンク・トゥワイス』感想と考察

Amazon Primeで配信中の『ブリンク・トゥワイス』を観た。『ザ・バットマン』のキャット・ウーマン役などで知られるゾーイ・クラヴィッツの監督デビュー作。 あらすじと舞台設定 ナオミ・アッキー(『ミッキー17』のナーシャ)演じる主人公フ...
読書

男社会がいかに女性にとって(男性にとっても)有害なものになるか/『DUCKS(ダックス)仕事って何? お金? やりがい?』感想と意見

学生ローン返済のためオイルサンド採掘現場に飛びこんだ著者の自伝的グラフィックノベル。副題はまるでビジネス系の自己啓発書みたいだが、産業構造の変化によって衰退していく地方社会、男社会で女性がいかに過酷な体験をさせられるか、大企業による環境破壊...
読書

「金がすべて」「経済がすべて」でいいのか?/『オタク文化とフェミニズム』感想

本書のタイトルから想像していたのは、フェミニズムの視点から男性文化を斬りまくるというものだったけど、想像とは違って、オタク女性である著者自身の視点から、「2.5次元」や男性アイドルなど女性オタク文化について分析した論考がまとめられている(男...
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