『デス・バイ・ライトニング』感想

Netflix配信のミニシリーズ
https://netflix.com/jp/title/81438325

党が真っ二つに割れて大統領候補を選べないなか、演説が良すぎたせいで、なるつもりもなかったのに大統領になってしまい、就任数か月後に銃撃され死亡することになる20代大統領ジェームズ・ガーフィールドと、暗殺者のギトー2人の運命を描く。

ガーフィールドは政界の腐敗を嫌う改革派でそれゆえに政治家としては変人であるところがマイケル・シャノンにぴったり。精神的に不安定で勝手な思いこみで熱烈な信奉者になり、それが一転して暗殺を実行することになるギトーのキャラクターは、ちょっとせつないけど、そういうことは実際に現代でも起こっていることで、絵空事ではないおそろしさもある。