ボブ・ディランは世代じゃないので思い入れも知識もないんだけど、ジェームズ・マンゴールド監督作が好きなので。
世間に登場したボブ・ディランの神童っぷりがティモシー・シャラメのイメージとぴったりはまってた。60年代のカウンターカルチャーの時代の声になって祭りあげられ、押し付けられるイメージに苦しみながら、公民権運動は一定の成果をあげるけどマルコムXもキング牧師も暗殺されてしまうしベトナム戦争は泥沼化していく時代の変化と呼応するように自身も変化していく。
『フォードvsフェラーリ』に比べたらドラマチックなストーリーはないんだけど、70年代80年代は完全に非人間的になっていく音楽業界に比べたら、まだミステリアスな人間というものが存在できた、魔法がまだ残っているような60年代の雰囲気がシャラメがバイクを疾駆させるたびに爆発しててよかった(リアルな60年代を知らないせいかもしれないけど)

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