『ジュラシック・ワールド/復活の大地』感想

『ジュラシック』シリーズというより普通の怪獣サバイバルアクションかなと思ってしまった。『ザ・クリエイター/創造者』以来ギャレス・エドワーズに厳しくなってて、ギャグはすべってると思うし、視点が二手に分かれるせいかリズムが鈍重で単調に感じたし、恐竜に思い入れのあるキャラクターが1人しかいないから恐竜と触れ合うシーンで『ジュラシック・パーク』のテーマが流れてきても鼻白んでしまう。終盤まで恐竜を殺さないで来たのに、なんで最後の最後で1頭だけ殺してしまうのか謎。恐竜の表現は、劇中でも「頭が悪い」っていわれてるけど、肉食獣のような捕食者というより、動くものを見つけた犬みたいで、ちょっと追いかけて捕まえられなかったら諦めてしまう。でもそこがリアルで恐竜の顎がすぐ近くに迫るところは手に汗握るシーンになってた。ラストで「また自己犠牲か」と思ったけど裏切ってくれてよかった。つまらなくはなかったのはデヴィッド・コープが脚本だからかなというのはエドワーズ監督に厳しすぎるか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました