映画

スポンサーリンク
映画

勝手に「H○llywood Express」(2024.3.29-4.4)

「SH○WBIZ COUNTDOWN」も好きだったんだけど。 ランキング情報はBox Ranking Mojoより 初登場10位はリーアム・ニーソン主演の『In The Land Of Saints And Sinners』 9位の『Til...
映画

不条理で残酷で全知全能な神としての母/『ボーはおそれている』感想と考察

『ヘレディタリー』や『ミッドサマー』のアリ・アスター監督の長編3作目。前2作はホラーに分類されるが、本作はダークなコメディ要素が強い。こんなことあったらいやだなと思うようなことが極端化してボーに降りかかるので、観ているほうは笑ってしまう。し...
映画

特権階級を侵食する”男同士の絆”/『ソルトバーン』感想と考察

Amazon Primeにて配信。『プロミシング・ヤング・ウーマン』のエメラルド・フェネル監督、バリー・キオガン主演。 強烈な格差 奨学金を得てオックスフォードに入学した主人公のオリヴァー。周囲は上流階級、金持ちの家の子女ばかりで、知り合い...
映画

科学とフェミニズムと娼館と社会主義/『哀れなるものたち』感想と考察

アラスター・グレイの同名原作小説を、『ロブスター』や『聖なる鹿殺し』のヨルゴス・ランティモスが映画化。 BORN SEXY YESTERDAY(無知でセクシー)? 主人公のベラ(エマ・ストーン)は最初、体は大人だが脳は赤ん坊の状態で、面白半...
映画

ドッペルゲンガーとすれ違う愛/『もっと遠くへ行こう。』感想と考察【ネタバレあり】

イアン・リードの同名小説の映画化で、脚本に原作者も参加している。 原作もおもしろかったけど、映像化された本作も楽しめた。 SF的ドッペルゲンガーものであり、すれちがう愛がテーマになってる。 原作を読んだ状態で観たせいかジュニア(もちろん最初...
映画

2023年マイベスト映画と忘れたくない映画

2023年観た映画で1本だけ選べといわれたら(誰にもいわれてないけど)、『バービー』になる。 MeTooムーブメントの盛りあがり、性的暴行スキャンダルまみれのトランプがそれでも大統領に選ばれてしまったというショック、おそらくそういう流れから...
映画

性差別主義は理論武装し、ミソジニーは棍棒を振り回す/ケイト・マン『ひれふせ、女たち ミソジニーの論理』を読む

SNS上での女性へのいやがらせから、ヒラリーなど女性政治家への反感、女性を標的にした無差別殺人まで、それらの背後にある統一的な概念とはなんなのか、説明できるようにしてくれる本である。 その概念がミソジニーである。ミソジニーは女性嫌悪あるいは...
映画

禁欲的で虚無的な物語/『ザ・キラー』感想と考察

デヴィッド・フィンチャー監督、マイケル・ファスベンダー主演。 いままで一度も失敗したことがない凄腕の殺し屋である主人公だが、暗殺に失敗したことで逆に命を狙われることになる。巻き添えで暴行を受け重体になった恋人の復讐と身の安全のため、自分を狙...
映画

ヒーローがヒーローであることを取り戻す物語、のはずなんだけど/『マーベルズ』感想・考察

キャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァース、配信シリーズ『ミズ・マーベル』で登場したミズ・マーベルことカマラ・カーン、長編映画『キャプテン・マーベル』と配信シリーズ『ワンダ・ヴィジョン』で登場したモニカ・ランボー、3人の女性ヒーローとク...
映画

『ザ・クリエイター/創造者』なぜストーリーに入りこめなかったのか考えてみた

『GODZILLA』や『ローグ・ワン』のギャレス・エドワーズ監督作。 AI(シミュラント)が人間と共存しているニューアジアと、AIを駆逐しようとするアメリカ軍が対立している近未来が舞台。主人公のジョシュア(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は...
スポンサーリンク