宗教

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映画

不条理で残酷で全知全能な神としての母/『ボーはおそれている』感想と考察

『ヘレディタリー』や『ミッドサマー』のアリ・アスター監督の長編3作目。前2作はホラーに分類されるが、本作はダークなコメディ要素が強い。こんなことあったらいやだなと思うようなことが極端化してボーに降りかかるので、観ているほうは笑ってしまう。し...
映画

今度のミッションは「神」殺し? スパイ映画と決定論/『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』感想・考察

『ミッション・インポッシブル』シリーズの最新作、これまでのシリーズ作品のなかでいちばん好きかもしれない。過去作との違いはどこにあるんだろうか。 主人公のイーサン・ハントたちが世界を救うためにマクガフィンを追いかけるというのは同じだけど、今回...
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メタフィクション構造でアメリカを風刺する/『キラー・ビー』感想

amazon primeで『キラー・ビー』(全7話)、おもしろかった。人々から金を吸いあげて巨大になっていくポップカルチャー、SNSなどアメリカ社会の問題点への風刺。1話目からとんでもないことが起きるけど、第6話まで観ると虚構と現実がぐるん...
映画

汝の隣人を愛することが全人類を救うことになる/『ノック 終末の訪問者』感想【ネタバレあり】

M・ナイト・シャマラン監督の最新作。嫌いな作家ではないのでいちおう新作はチェックしとかないと。原作はポール・G・トレンブレイの小説『終末の訪問者』。 ストーリーは、2人の父親と娘が山小屋で休暇を過ごしているところに4人の見知らぬ男女がやって...
読書

高野雅之『ロシア思想史 メシアニズムの系譜』読書メモ

ドストエフスキーが『作家の日記』で書いているとち狂ってるとしか思えない政治評論にびっくりして、いろいろ調べてるうちに見つけて読んだ。ロシア思想史において「メシアニズム」と呼べる考え方を持っていた思想家を、列伝体のかたちで一人ひとり論じている...
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